栗原社長のブログ
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アンチ家族葬
葬儀は家族だけでおこなったらしい。
まさか! あの、元気だったDが…
一緒に仕事をしていた時期があって、よくお酒を飲んだしゴルフもしたし、人生の色んな事を教えていただきました。
はっきりした情報がなく、ほんとに亡くなったのか?重い病気で入院しただけなのでは?
毎日葬儀終了の欄を探すけど、Dの名前はありません。
ただただDの人懐こい笑顔が目に浮かびます。
お別れが出来ないということは、こんなに辛いものなのか…
たしかに手広くやっていたご商売は畳んでしまったけれど、家族だけでひっそりお葬式をするなんて
絶対Dには似合わない!!
最近は家族葬専門葬儀社なるものも出来。大ブームの家族葬。
でも、良く考えてください。家族だけで生きてきた訳ではないのです。
たくさんの仲間がいたはずです。いろんな人に支えられ、いろんな人を支えて生きてきたはずです。
私はアンチ家族葬です。
華美にする必要はありません。お金をかけなくても、心のこもった良い葬儀は出来ます。
生前関わりのあった方には、連絡をしてあげてください。
葬儀は命の現場です。神よりいただいた命。そのことを一番意識するのは、このお葬式ではないでしょうか。
友人に別れを告げたい。「ありがとう」と…
映画おくりびとで「行ってらっしゃい。いずれ、私も逝く」というセリフのシーンがありましたが、私もその心境です。
Dの件でちょっと感情的になってしまいましたが、このままブログアップしますね。
みなさんのご意見お聞かせ下さい。
写真は孫です。ダンボールがお気に入り。
岡山?
以前にも岡山を観光で回ったことがあるのですが、その時は倉敷の方に行ったので、今回の閑谷学校は楽しみでした。
江戸時代前期に天下の三賢候の一人と呼ばれている藩主池田光政が、庶民のための学校として建てられたものです。学校建築物としては日本で唯一の国宝で、?現存する?庶民を対象とした?学校建築物としては世界最古のものだそうです。士農工商の身分制度が厳しかった江戸時代において、武士だけでなく農民など庶民をはじめ他藩のものにまで門戸を開いていた当時としては、先進的な教育機構だったと思います。
校地を取り巻いている石塀は765メートルに及び、石組みは「切り込はぎ式」と呼ばれるそれは精巧なものです。
どのくらい精巧かというと340年の歳月を経た今でも組み合わされた石の間から草1本生えていません。
備前焼瓦が美しい講堂は、漆をかけた垂木の一枚板に、50センチ間隔に陶管が配置され雨水に対する対策も万全です。この壮麗な建築物を建てた重臣津田永忠は、天才だったのでは…と想いを馳せて中を見ると学生たちが白いぞうきんでふき掃除をしてました。
江戸時代から今に至るまでここに座った生徒達によって講堂の床はぴかぴかに磨きあげられているのでした。我が家の床とは大違い。
その後備前焼の窯元を訪れ、皆買う買う…。集合時間を過ぎても買い続けていた団体は初めてだ、とガイドさんがびっくりしていました。バス2台で行ったのですが、そのガイドさんがイケメン男性で私もびっくりしました。
鉄のように硬くしっかりした作り、自然が作り出す何とも言えない色合い…備前焼は大好きなので、私もコーヒーカップを自分用に買いましたよ。
残念なのは、食べ物とお酒がいまいちだった事でした。
岡山に行ってきました。その?
法人会女性部の全国大会は、岡山でした。役員の末席におりますので1泊で行ってまいりました。
なによりうれしかったのは、桜が満開なことでした。
岡山のシンフォニーホールに妙齢のおねえ様達が1600人も集合!! 私も立派なおばさんですが、私は若手と言われてます。普段どこへ行っても圧倒的に男性ばかりなので、このように女性ばかりの集まりはとても新鮮で楽しいものです。
物産展の特別ブース。すずなりのおばさま達。試食はすぐ無くなり、お店の人も大忙し。私も人一倍大きなおしりをフル活動させ試食しまくり、きびだんごやフルーツジャム等買い求めました。
夜はタクシーを乗り合わせ夜桜見物。ライトアップされた桜を見たのは初めてかも…あちこちタクシーでまわりホテルオークラでコーヒータイム。ここの桜も見事です。が…皆なぜか、ホテルのブティックへ。何か買わなきゃ損とばかり狭い店内にぎっしり物色中。平常は7時閉店のお店が8時過ぎても開けてます。しゃれた小物が以外と手ごろなんです。
買ったものは、皆で見せ合い褒め合い…ああ、女の幸せ。
この、経済効果もすごいことですね〜。
今日のフォーラムでは岡山県知事もご挨拶されましたが、「岡山の財政苦しいです、どうかお土産を買って下さい。」と
おっしゃってましたっけ…
次の日はちょっと観光しました。それは、また明日更新しますね。
悠悠と
札幌で?エヴァナムの真鍋康利さんが発行しているどちらかといえば年長者向けの雑誌です。
これが、とてもおもしろいのです。年を取るのが楽しみになりますよ。
表紙は北海道を代表する画家の一人、木田金次郎。岩内に生まれ岩内を画き続けた、豪胆さと繊細さをあわせもった画家。百期百会という対談で金次郎美術館の館長 瀧澤進氏が紹介しています。
今月号の特集は 今すぐ始めよう乾燥対策。 なぜ、乾燥が起きるのか、科学的な数値からをまじえわかりやすく書きすすめられています。どのように害があるのかそしてその対策は? とても参考になります。
昨年暮れ「悠悠と。」発刊10周年の祝賀会に出かけてみました。
会場には、知った顔にもたくさん出会えました。また連載の記事そのままのお人柄の毛利智之氏や松原泉氏にも出会え、「きままに、ふらっと車いす」を連載していらっしゃる車いすの山本博子さんはとっても美しい方でした。
昔から色々活躍して悠悠にも楽しい記事を書いてらっしゃる和田由美氏もチャーミングな方でびっくりしました。
そして、知る人ぞ知るザ・スパイダースの井上堯之。今は小樽に住みボランティア活動をなさっているそうですが、彼の歌う「赤とんぼ」のかっこよさ。90歳のおじいちゃんが思わず飛び入り参加で懐かしの歌シリーズ…
最後はサプライズで真鍋編集長の奥様に花束贈呈。とても、楽しいひと時でした。
私は内容豊かなこの月刊誌を大切に思い、毎月老人施設に配らせていただいてます。
お笑いとかも大好きですが、でもなにか大切なものをこの国は忘れているのでは…そういうことを気づかせて
くれる本です。1冊150円このブログを見てくださってる方ぜひ読んでみてくださいませ。
焼きおにぎり
炊きたてごはんで作ります。粉チーズに砕いたかつおぶし、ちりめんじゃこ、すりごまを混ぜ込んだら小さめの平たいおにぎりを握ります。オーブントースターを熱しておにぎりを焼きます。醤油とみりんをまぜたものを刷毛で塗りながら丁寧に焼くととてもよいにおいがし、娘や孫たちが集まってきます。
今日のランチは眞由美オリジナル焼おにぎり。具たくさんの味噌汁に切り干だいこんと野菜サラダでいっただきま〜す!!
そういえば…父も好きだったな。焼きおにぎり。
父のは白いごはんをただ握っただけのシンプルなもの。焼鶏用のたれを醤油で割って刷毛で塗って炭火でこんがり焼きました。
もしかしたらそれは、幼い父が食べたおこげご飯の味に似ていたのかも。
父がこの世を去って10年がたちました。
「お前が後を継いでくれたし、9人の孫にめぐまれたし、思い残すことはない。俺は好きなように生きてきたし、良い人生だった。」
と言って死んでいった72歳の父。
はたして、私はそう言って死んでいけるのだろうか?
きっと最後の最後まで「死にたくな〜い!!」と叫んでいるのでは…
ああ、父よ。まだ、私はあなたの足元にも及びません。自分の小ささが情けなくなります。
デスクの上の父の写真に私は毎日問いかけます。あなただったらこんな時どうしますか?
すると、父は言います。「おれの飯は白い飯だが、おまえのなんか混じったのもうまいぞ!」
不安の上に希望というたれを刷毛で塗りこめましょう!
腹が減っては戦は出来ぬ。
おいしく食べてしっかり戦いましょう!!