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栗原社長のブログ

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家族葬が出てきた背景

2019-02-16
「女房の父親がいよいよダメみたい。家族葬でやりたいけど、田舎だからそうもいかないんだよね」葬儀は土地柄が、出ます。
弊社も名寄や倶知安、岩内等地方へ出向く事もありますがそこの土地によって細かな仕来たりがあり町内会長様に聞きながら進めた、という経験もあります。函館等は先に火葬して、骨葬で行いますね。
 
地方の葬儀については、別の機会に書くとして、今日は家族葬が世に出てきた歴史や私の思うところを等をお伝えしたいなと思います。
 
私が第一葬祭に入社した平成9年は「家族葬」なるものは存在しませんでした。
社葬・一般葬・密葬というくらいでした。直葬もありましたが、身寄りのない人、自死等でご遺体の損傷の激しい人等に限られていました。
 
その頃、葬儀業界は二兆円産業とも五兆円産業とも言われ、テレビで、レーザーディスクを使い空飛ぶ棺等の演出を見て驚いたりしてました。
 
少子高齢化が進み、段々葬儀代金や大勢の会葬者の応対等が、負担になるようになりました。
まず、結婚式がジミ婚になりました。そして、マスコミ先導でジミ葬と言う言葉が出てきました。
「葬式は、要らない」(島田裕巳著)という本がベストセラーになったこともありました。今でも0葬と言われ火葬したらそのままお骨さえ持ち帰らず、お墓も散骨もしないという罰当たりな(?)葬儀の形態を推奨している人もいます。
 
そんな背景を踏まえて、どこかの葬儀屋さんが「家族葬」と謳って小規模な葬儀を提案したのが、はじまりです。
 
当社は全葬連に加盟してますが、今度から家族葬というものを推奨します。と言う案内を貰ったことはありません。
いつの間にか、マスコミで取り上げられ、お客様も葬儀社も、家族葬と言うようになった感がします。
 
当時は「家族葬だから、葬儀に参列してはいけないの?」と良く聞かれました。お亡くなりになった方のお通夜や告別式の日時や場所がわかっているなら行ってもよいでしょうと私は答えてました。行くべきではないという人もいて、最初は戸惑いました。
 
家族葬は、家族と親しい方で送り社会辞令的な弔問客をお断りするものです。
が、なかなか線引きは難しいようです。本当に家族だけで送りたいという場合は、職場の上司にもその旨を伝えなければいけません。
でも、どこからともなく漏れて沢山弔問にみえた、ということは過去にもありました。
 
家族葬だからといって、使う祭壇や棺が変わるわけでもなく、香典が集まらない事を思えば、家族葬=安い  という図式は当てはまりません。
 
葬儀が終了してから、何故知らせなかったのか!と親族で揉めたり、近所の方が知らなかったからとご自宅に香典を持って訪ねて来るのに対応したり、本当に大変な事にもなりかねません。お亡くなりになった方や喪主様の社会的立場を良く考慮して選択するようにアドバイスしております。
 
家族葬は、心から死を悼んでくれる人達で送る式です。自由度も高くゆっくりと送って差し上げることが出来ます。
故人の好きだった食べ物や曲を選択することも出来ます。
 
葬儀終了後、義理を欠いた方に丁寧な手紙を送ることをお勧めしています。
 
色々な選択肢がありますので、一度ゆっくり事前相談にお越し下さい!
 
 
どんな事でもご相談下さいm(__)m
 
011‐872‐3284
㈱第一葬祭
代表取締役    栗原 眞由美
 

死亡後の銀行凍結について

2019-02-02
「今の内に預貯金、全部おろした方が良いですよ。口座凍結してしまいますよ!」 
うちを辞めて葬儀社立ち上げた先輩が良く口にしてました。
 
でも、勝手にお金をおろしてしまうのは、トラブルの元です。そもそも、金融機関が口座を凍結させるのは、相続財産である預貯金を遺産分割が終わるまで守る為です。
酷い話ですが、今夜が峠です、という時にこっそりおろして逃げたと聞いた事があります。
 
死亡届けを出しても、銀行口座は凍結されません。口座は、基本親族が届け出るか、新聞のお悔やみや外回りの職員が情報を掴んだりして凍結されます。死亡届けも銀行口座も個人情報だからです。
 
銀行が死亡を知る前でしたら、キャッシュカードと暗証番号があれば、おろす事は普通に出来ます。もちろん通帳と印鑑でおろすことも、(どちらも厳密にはダメなのですが)出来ます。金融機関の窓口で、「夫が死亡したので、当面の生活費や葬儀代を下ろしたい」と説明して凍結にされたという方もいます。
 
※金融機関によっては、相当額をおろさせてくれるところもあるようです。
 
ですから、すべての相続人に確認を貰ってから下ろすとトラブルが避けられると思います。
 
親族が勝手にお金をおろしたかどうかは、金融機関に「取引履歴明細証明書」を発行してもらい調べる事が出来ます。
 
口座が凍結すると、すべての入出金や引き落とし、ローンや公共料金の支払いもストップされてしまいます。家賃収入のある方、振り込みが弾かれます。電気代滞納で電気止められるという事が起こるかもしれません。
証券口座も凍結され、取引が出来なくなります。(成年後見制度を使うと良いそうです)
 
対策としては、あらかじめ親からお金を預かっておく。その際使った分はしっかり領収書を取っておくとトラブルが避けられます。
 
ご本人が死期が近い事がわかった時点で、葬儀代金や当面の生活費をおろして預けておく。ローンや公共料金の引き落とし口座の名義を代えるという事も考えられると思います。
また、生命保険は、手続きをすると3日から1週間以内には振り込まれ、非課税枠も1人500万円まで受けられます。是非、活用すると良いと思います。
 
さて、凍結中でも、医療機関の支払いや葬儀代金をどうしても下ろしたいというときは、「払い出し」という手続きをすることで凍結後も現金を引き出す事が出来ます。が、とても面倒な書類で揃えるのに時間もかかります。(士業の代行も可能です。)
 
また、相続財産が適切に処理された事が分かる書類を銀行に提出すると凍結の解除が出来ます。
故人の戸籍謄本、全部の相続人の戸籍謄本、印鑑証明書、その印が押された書類、除籍謄本、遺言書等金融機関によって異なりますが、大変な手続きですね。
私の扱った喪家様では、行方不明の兄弟がいて探すのに時間がかかり、解除に7年かかりました。
 
預貯金をご夫婦で、分散しておくとよいでしょうね。
 
どんな事でも、ご相談下さいm(__)m
 
㈱第一葬祭
011‐872‐3284   花に、三途の橋
 
代表取締役       栗原 眞由美
 

葬儀の営業

2019-01-27
昨日も新年会2ヶ所ありました。
皆順番で、一言今年の抱負を話す機会を頂き話終えると向かいの席の方が「葬儀は是非第一葬祭でと言えば良いのに」と言いました。地元の商工会、言わなくても皆わかってくれてます。
 
葬儀の営業は、難しい。
例えて言うなら晴れの日に雨傘を売るようなもの。そして、雨が振ってから、傘を持っていってももう遅い。今は病院が葬儀屋さんを手配していて、亡くなる前から待機していたりするそうです。バブルの頃は看護士さんに毛皮のコートを買ってやったり、金銭のやり取りも普通にありました。
 
私は、入社して暫くは自分で考えて、病院回りの営業をしていました。ある病院の事務局長さんが、回りくどい言い方をするので「すみません、わたし、頭悪いので、ハッキリ言ってください。いくら積んだら良いのですか?」と言ってしまったこともあります。若いということは恥ずかしい事です。
そんな私を見て、先代の父は「ハイエナみたいな事をするな!ご遺体を金で買うような事をしてはいけない!」と叱られました。
 
だから、うちと提携している病院は良心的な病院です。
 
昨日の新年会の席上「A社B社、テレビ宣伝良いのしてるよね、お宅はホームページ位だよね。でも、膨大な宣伝費が葬儀代に上乗せされているよね」と言う方もいました。
 
なかなか他社を悪く言うことも出来ません。
ホームページ位しか宣伝出来ない零細企業です。本当に誠心誠意尽くすことしか出来ません。でも、うちのリピート率は高いと思ってます。
 
それでも、社長の私が新規の仕事を頂かないと、社員が路頭に迷います。
 
葬儀を頂けるかな?と思ってた方から「本当に小さく葬儀を終わらせて、悪いと思って頼まなかった」と言われた事もあります。10万円パックでも、良いんです。送って差し上げたかったなと残念でした。
 
ご縁があれば、という事でしょうか?
よろしくお願いいたします!
 
さて、今日も頑張りましょう!

忘れられない人

2019-01-21
「栗ちゃん、元気かい?ちょっと相談にのって欲しいんだ~」いつも通りの人懐こ
い声。
「葬儀の相談だよ!誰の?て俺の!」冗談の好きな人だから、一瞬ジョーク?と思いました。
「今、病院なんだ。癌でね・・・。もう長くないらしいので、俺の葬儀の相談したいんだよ。今のオレ見たらびっくりするよ!」
 
この、仕事を初めて22年。
何度か、このような経験をしました。大好きな人達、まだ若くてバリバリ仕事をこなしていて、素晴らしい業績も経験も愛情も、置き去りにしていかなければならない。
 
恰幅良かったの可哀想な位に痩せてます。
 
彼は、いつものように明るく話始めます。
お寺はここで、場所はここがいいかな?
全部で幾ら用意すれば良いかな?
悲しい、悔しくて辛いけど、悲しむ訳にはいきません。ビジネスライクに話すのが、彼に対する礼儀だと思います。
 
そうか、安心した。栗ちゃん頼むな!ニコッと笑ってくれた笑顔は、輝いて私の一生の宝物となりました。
 
 
お葬式を担当すると、知らなかった部分もみえて来ます。その方の家族や信仰、友人や愛する人。
 
大きな存在。
ありがたい存在。
「死」は、それを奪っていくわけではない。
それを、深めて、高めてくれる。
 
 
出棺の時、
ありがとうと、沢山の友人達が、そう言いました。
 
沢山の事を学ばせていただきました。
 
この仕事をしていても、ぽっかりとした喪失感に暫く悩まされました。
いまだに、忘れられない人です。

焼肉Day

2019-01-19
昨日は、焼肉ディでした!
 
昼に、娘が珍しくご馳走してくれたんです!
和牛カルビー定食1600円❗️ハーフ冷麺も頼んで二人で美味しくいただきました!
 
なのに、夜も焼肉でした!
白商会というかれこれ55年も続く白石の商店主の集まりで、焼肉本家さんでした‼️
12号線沿いの美味しい焼肉屋さん❗️
 
本当に美味くて、幸せでした!
 
ところで、私の業界には、不思議なジンクスがあるんです!古い葬儀屋さんなら知っているかしら?あえて、ここには書きませんが。
 
今日も感謝して、喜んで働きましょう‼️
株式会社第一葬祭
〒003-0837
北海道札幌市白石区
北郷7条4丁目6-13
TEL.011-872-3284
FAX.011-875-0424

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