栗原社長のブログ
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本を読もう!
2019-08-07
私の所属するライオンズクラブには、90歳過ぎてもまだお元気な素晴らしい方がいらっしゃいます。「栗原さん、今日も輝いてるね!」と、いつも声をかけて下さいます。
ある時、「お元気の秘訣は何ですか?」とお聞きしました。すると、「本を読む事かな?」と、おっしゃいました。向上心の高さ、見習わなきゃ!
私も趣味は読書です。と言う割りには、最近本を読んでいません。SNSをやるようになってからです。反省しつつ、今、家にある本を読み返す事にします!目標月5冊!
まず、中村信仁さんの「営業の神さま」読みます!来週股関節の手術するので、まとまって読書の時間作れそうです!
全身麻酔の手術、怖いですが、読書を励みに頑張ろうと思います。1週間で退院しますし、次の日から仕事に復帰する予定です。
令和の夏、真っ盛り‼️
2019-08-03
今年は冷夏て言ったの誰かな?
殺人的な暑さです。
でも、短い夏。ビールが旨いぞ、楽しまないと。
残念ながら、私は股関節の手術を控えて例年のように、お祭りのお手伝いも出来ません。
アルコールも控えているので、はしご酒も参加出来ませんでした。
痛みに耐えながら、これから迎える老後の事を考えました!昨年とは違う、だんだん色んな事が、出来なくなっていく。
それは、当たり前の事と、受け止めないと。
そんな自分の身体の変化も楽しみながら、出来る事をやって行けば良いのだと思います。
写真は先月奥尻に行ったときのものです。友達が撮してました!そんなに病まないうちに行けて良かった。
モーニングセミナー講師を仰せつかりました!
2019-06-07
倫理法人会で毎週行っているモーニングセミナー、講師を頼まれました。
人前で話すのは本当に苦手で出来ることなら断りたいと思いましたが、倫理を学んでいる身、ありがたくお受けしました。
自分の生まれ育ちから、父の事、第一葬祭の事、仕事の話など、今思い返せばとりとめのない話過ぎたかな?と反省しています。
でも、この機会に自分の人生の棚卸をさせていただくことが出来ました。
本当にありがたいことでした。
沢山の仲間が、真剣に聞いてくれました。「栗原さんのとてもやさしい笑顔が、どうして作られたのかわかりました。」と言っていただけました。
失敗だらけのしくじり社長でも、皆様のお役に立てたようです。
改めてこの仕事を天職とした頑張っていきたいなと思いました。
倫理法人会は、朝の貴重な時間をこうして学びにあてています。朝が苦手な私ですが、早起きは気持ちの良いものです。
万人幸福の栞には私たちが忘れてはならない真理の道が記されていると思います。
しくじり社長4
2019-06-07
菊水の通リを走ると、不意に悲しみがこみ上げて来ることがあります。もう、あれから19年も経っているのにあの時の感情が風景にしみついているのでしょうか?
父が、入院していた北海道がんセンターからの帰り道。いつも、こらえていた涙を流した道です。
2000年6月29日父は72年間の生涯を終えました。癌が再発してからわずか一か月半で、あっけなく逝ってしまいました。
6月29日、この日は父の父、祖父の亡くなった日でもあり、私はいつも特別な気持ちでこの日を迎えます。(私もこの日に逝くかもしれない)
父は日頃「人間、惜しまれているうちに引退するべきだ」と言っておりました。連合町内会の会長はじめ色んな役職、この第一葬祭の社長職、すべて潔く引退していました。「だからって、人生まで」私は一生分泣いたように感じました。愛する父・尊敬する会長、子供の頃から尊敬する人は父と言っていた私でした。それなのに、最近は生意気に批判ばかりして、本当にごめんなさい。もっと、もっと、叱られたかった。
父は、死の間際私に言いました「俺の人生は、本当に良い人生だった。なにも後悔はない。お前も後を継いでくれた。孫も9人も出来た。俺の葬儀はみんなで酒を飲み交わしてくれ」まだ、72歳でそんなこと言えるものなのでしょうか?父は死期を感じていたから、たった2年で私を社長にしたのでしょうか?
一人、深い穴に落ちていくように感じました。全身傷だらけになったような気がしました。
たくさんの方に、力をいただいて仮通夜、通夜、葬儀、収骨終えました。1000人以上に方がお参りに来てくださいました。
私は、人生で一番大切な人を亡くして初めて、感謝をすることを学び、「死」とは「葬儀」とは何か…をやっと、実感したのでした。
お寺さんが、ある時お説教の中で、「亡くなった人と私たちは、少し前を歩いてる人と後ろを歩いている人の差です」というのを聴きました。
父の死は、こんなにも深く私の心をえぐりましたが、死は自然な事なのです。父は、残された私たちが悲しまないよう、良い人生だった何も後悔はないと言ったのでしょうか?お前もこのように生きれ、と教えてくれたのでしょうか?
しくじり社長3
2019-06-02
ある時、女性の社長さんなら葬儀の相談をしたいと電話がありました。西区の奥の病院でした。
営業鞄を持ち、約束の夜7時に病室に行きました。「私はもう余命幾ばくもないので、葬儀の相談をしておきたいの」痩せ細っているけど、綺麗な女の方でした。
その時の、私は死というものを、本で読んだだけの中途半端な人間でした。
目の前の覚悟を決めた女の人に、圧倒されてしまいました。
一通りの説明をして逃げるように帰ってきました。父のいう通りだ、私には社長の資格どころか、葬儀の仕事をする資格すらない。
今の私なら、どのような葬儀をしたいのか、ゆっくり聞いてあげれたのに、今でも悔やんでいます。
葬儀てなんだろう?と考える前に死について、もっと考えなければいけないのだと気づきました。
そして、私が思う存分「死」に向き合う時がやって来たのでした。